商品詳細
定義も曖昧なまま日本の安全保障の大前提とされてきた抑止力を再定義しつつ、防衛専門家が日本の平和のために初の代替策を打ち出す。
抑止力とは何を意味するのかということさえ十分に議論されないまま、「抑止力を強化すれば日本は安全だ」ということが安全保障の自明の前提とされ、誰も異を唱えられない状態になっている現状に対して、根源的な疑問を投げかけ、新しい安全保障の哲学を打ち立てるべきだと考えたのです。(「まえがき」より一部要約)
著者:柳澤 協二(ヤナギサワ キョウジ)、伊勢崎 賢治(イセザキ ケンジ)、加藤 朗(カトウ アキラ)、内藤 酬(ナイトウ シュウ) 編者:自衛隊を活かす会 発行:かもがわ出版 縦書き・ページ数:224 ISBN:9784780310795 [2020年3月20日第1刷]
☆近年、論議されることの多くなった安全保障上の抑止力についての論考。激動の世界情勢下の日本の安全保障に関心のある方に。