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![「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本](http://tashiseisei-kyoto.com/cdn/shop/products/3a230d3558f054bdb10b3ec5648c6637_{width}x.jpg?v=1641702853)
「ルームメイトは逃亡しました」紋切り型報道では描かれないディープルポ!
日本政府をはじめ、公的機関が使用している言葉、「高度外国人材」。「高度」な人材がいるということは、国の定義とは真逆の属性を持つ人材も存在するはずだ。それは、「(年齢だけは若いかもしれないが)学歴・年収が低く、日本語はろくに喋れず専門知識もない、非熟練労働に従事している」人たちといえる。
しかし、日本社会は彼らにこそ強く依存しており、必要としているではないか。生身の「“低度“外国人材」は、紋切り型の報道のなかで語られるような、絶対的な弱者や被害者たちの群れではない。ましてや、陰謀をたくらむ存在でもない。
そもそも中国は経済成長をとげ、稼げない日本に見切りをつける中国人は多く、在日外国人問題の主役はベトナム人に移行している。
──われわれは記号としての弱者や敵を想定していたのに、いたのは人間だった。
著者:安田 峰俊(ヤスダ ミネトシ) 発行:KADOKAWA
☆感情論を超えて、現場労働力の依存先が「人間」であることを理解しなければ、ロボットやAIを語れないのではないか。そうお考えの方に。