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料理本批評エッセイ『食べたくなる本』で話題を呼んだ著者による、ユニークな食生活エッセイ&体験的都市論。
「スロー対ファスト」とか「オーセンティック対リミックス」というような、私自身これまで少なからず囚われてきた対立構図がある。
LAの食には、それを軽々と超える自由闊達な生命力があるようにも思えた。「多様性」とは何か、それをいま、どう擁護しうるか。こんにち最も切迫したこの問いに対する貴重なヒントを、私はここでいくつも得ることになる。(本書「まえがき」より)
著者:三浦 哲哉(ミウラ テツヤ) 発行:講談社 [2021年3月17日第2刷]
☆映画研究者である著者が1年間の滞在を経て、アメリカ合衆国を、そして都市を語ります。多様性に関心のある方に。