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明治時代、新生・大日本帝国が一等国となる道を切り開いた男の立志自立編。生後間もなく里子に出され、渡米留学するも「奴隷」になり、帰国後は「芸者のヒモ」に落ちぶれ、ペルーの鉱山開発でスッテンテンに。何度も人生のどん底を味わいながら、日露戦争の資金調達に成功して日本を救う。金融史の専門家が『自伝』で描かれたエピソードの虚実を検証し、従来の是清像を大きく塗り替える圧倒的評伝!
著者:板谷 敏彦(イタヤ トシヒコ) 発行:新潮社 縦書き・ページ数:528 ISBN:9784103556312 [2024年4月25日発行]
☆紆余曲折を経て、日露戦争の資金調達で国を救った男、高橋是清の前半生とは?物価や為替などの経済データを踏まえ、その足跡を辿ります。後編として下巻があります。