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第2次安倍内閣の経済政策は小泉内閣と何が似ていて何が違うのか。諮問会議の民間議員を務めた経済学者たちが見た政策の理想と現実
21世紀最初の20年間の日本の経済政策は、財政健全化とデフレ脱却を追求し続けてきたと言える。官邸主導で展開されてきた「アベノミクス」も突然生まれたわけではない。本書はその源流を小泉内閣期の経済財政諮問会議の議論に辿り、諮問会議の民間議員を務めた経済学者――伊藤隆敏、岩田一政、大田弘子、竹中平蔵、吉川洋の各氏の証言とともに、経済学に裏付けられた政策の実現がどこまで可能かを分析し、理論と現実のギャップをみる。中公選書シリーズ。
編著者:土居 丈朗(ドイ タケロウ) 発行:中央公論新社 縦書き・ページ数:360 ISBN:9784121101075 [2020年5月10日初版]
☆経済学的視点で経済政策「アベノミクス」の形成過程を描きます。関係者インタビュー収録。