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東京、京都、ニセコ……訪日観光客の増加によるオーバーツーリズムの弊害が日本各地で問題となっている今、日本政府が目指した「観光立国」とは一体何だったのか、検証すべき時期に来ている。人口減による人手不足や公共交通の減便といった問題をはじめ、物価の高騰、メディアの過剰報道など、観光を取り巻く環境は楽観を許さない。観光学の第一人者が豊富な事例をもとに、改めて観光の意義と、ありうべき日本の観光の未来を問い直す。中公新書ラクレ821
著者:佐滝 剛弘(サタキ ヨシヒロ) 発行:中央公論新社 縦書き・ページ数:240 ISBN:9784121508218 [2024年9月10日発行]
☆観光立国の理想と現実。オーバーツーリズムとインバウンド経済など、「観光」そのものに迫る危機に触れます。