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マルクス自身の手による資本論入門

マルクス自身の手による資本論入門


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モストによる『資本と労働-カール・マルクス著『資本論』のわかるダイジェスト』をマルクス自身が加筆・改訂。『資本論』引用部分も全て新訳、わかりやすい解説を加えた『資本論』入門の決定版。

 1873年、ドイツ社会民主労働者党の活動家モストは、獄中で『資本論』第一巻を抜粋しながら平易化した『資本と労働―カール・マルクス著『資本論』のわかるダイジェスト』をつくった。1875年、同党の指導者リープクネヒトは、マルクスにこの本の改訂を依頼。これをうけてマルクスは、労働者たちにも理解しやすいよう『資本論』引用部分の書きかえや、多くの書き下ろしを加え、大幅な改訂を行なった。こうして刊行された第二版が本書のもととなっており、マルクス自身が『資本論』の要点をより広い読者へ向けて説明した類例のない入門・解説書である。

原著:ヨハン・モスト 加筆・改訂:カール・マルクス 訳:大谷 禎之介(オオタニ テイノスケ) 発行:大月書店  縦書き・ページ数:216 ISBN:9784272111145   [2021年3月25日第12刷]

☆マルクス自身がわかりやすく加筆・改訂したただひとつの『資本論』入門書。学び直したい方に。