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東京在住のアメリカ人ライターが描いた「夢の国」のクリエーターと消費者の物語。
「バブルの崩壊、政治的カオス、若年世代のバーチャル逃避など、日本が数十年早く経験した現象がいまや他の国にも起きている。日本が作ってきたのは、単なる製品ではなかった。これまでになくつながっているかと思えば、これまでになく孤立する奇妙な新しい世界を旅するためのツールだった。日本のクリエーターと消費者は単なるトレンドセッターではなかった。先進国が迎えた晩期資本主義世界で、彼らは未知の領域のすこし先を歩いていたのである。」(本書序章から)
著者:マット・アルト 訳者:村井 章子(ムライ アキコ) 発行:日経BP 縦書き・ページ数:440 ISBN:9784296000296 [2021年7月26日第1版第1刷]
☆高度なのか晩期なのか、資本主義経済が辿り着いた日本の消費文化とは? 起業家・ビジネスパーソンにおすすめします。