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いま民主主義の真価が問われている。ロシア、中国、イラン、北朝鮮といった民主主義とは異質な権威主義国家の脅威だけでなく、トランプ前大統領時代からのアメリカ国内の混乱など、民主主義国家の存在を揺るがす事態が続いている。
本書は近年目覚ましく発展している「新しい政治経済学」による民主主義の分析である。選挙を中心に政治経済学の代表的なモデルと、それに関連する実証研究を紹介する。
実証研究では、著者が「因果推論の四天王」と呼ぶ以下の手法を駆使して、政治を新しい角度から分析する。
1. ランダム化比較実験(RCT)
2. 回帰不連続デザイン(RDD)
3. 操作変数法(IV)
4. 差の差法(DID)
著者:北村 周平(キタムラ シュウヘイ) 発行:日経BP 縦書き・ページ数:358 ISBN:9784296001347 [2022年12月12日第1版第1刷]
☆課題の多い現代政治について、政治経済学の立場からアプローチ。実証分析を通じて民主主義を解説していきます。学生・ビジネスパーソンの方に。