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チョークポイント

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アメリカが仕掛ける世界経済戦争の内幕

 トランプ関税に代表されるように、米国は自由貿易に背を向け、経済を武器に自国に利益を誘導し始めている。経済面で中国に猛追されているが、米国は巨大な消費市場、インターネットや銀行間決済システム、半導体技術など世界経済の要衝(チョークポイント=相手の経済活動を締め上げ、息の根を止める急所)を押さえており、他国の米国依存を逆手にとって、攻勢を強めている。これに対し、他の大国も自国が強みとするチョークポイントを使って反撃しつつ、他国に依存するチョークポイントをなくそうと競うように動き始めている。今起きているのは、チョークポイントをめぐる世界経済戦争だ。こうした動きは一時的なものではなく、今後も続いていくと見られている。だからこそ、チョークポイントを使った経済戦争の本質をよく理解しておくことが欠かせない。経済兵器は威力も大きいが、それに伴う代償も大きい。乱用すれば、国際社会からの信用を失い孤立するおそれもある。本書は、この経済戦争の時代をいかに読み解き、生き抜くか。その知恵と未来のシナリオを提示する。

著者:エドワード・フィッシュマン 訳者:三木 俊哉(ミキトシヤ) 解説者:鈴木 一人(スズキ カズト) 発行:日経BP  縦書き・ページ数:560 ISBN:9784296002481   [2025年9月22日第1版第1刷]

なぜ米国は経済を武器に他国を脅すのか? 新しい「世界戦争」の内幕と未来シナリオを米国外交政策の専門家であり、安全保障に関する研究者でもある著者が説きます。国際動向が気になるビジネスパーソン、投資家の方に。