商品詳細
最新のコーポレートガバナンスの理解と実践に役立つ「決定版」。改訂コードに完全対応。新たな「原則」の意味や背景を紹介、日本企業が陥りがちな「落とし穴」や対応方法を解説。
企業では、経営者の暴走や不祥事リスクを抑え、チャンスをつかむ積極果敢な経営を後押しするガバナンス体制の構築が欠かせません。
経営者の選解任のルールづくりは? 次の経営者候補の育成は? 社外取締役の選び方は? 取締役会で議論すべき内容は? ガバナンス事務局の効率的な運営方法は? など、企業経営の最前線にいるガバナンス担当者の悩みは尽きません。
本書ではこうした課題について、具体的な実践方法を分かりやすく紹介します。
近年は、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資が爆発的な広がりをみせており、ガバナンスはその「要」として注目されています。
「環境や社会については詳しいけれどガバナンスって何?」という人でも大丈夫。専門理論や法律談義は抜きしにして、コーポレートガバナンスの本質的な事柄について「腹落ち」できることを目指しています。
東芝の不正会計、三越の社長解任、ブルドックソースの敵対的買収、TBSとアクティビストの攻防など、過去に起こったガバナンス事件を読み解くコラムを新設。
アップルの配当戦略、フェイスブックやグーグルの株主総会、ブラックロックのESG投資の取り組みなど、海外企業の事例も充実させました。
著者:松田 千恵子(マツダ チエコ) 発行:日経BP 縦書き・ページ数:312 ISBN:9784296100033 [2021年4月20日第1版第2刷]
☆松田氏は企業でガバナンスに携わる人の“バイブル”とされる「これならわかる コーポレートガバナンスの教科書」の著者でもあります。