半導体逆転戦略

【数を追わない経営では勝ち目はない】
　日本の半導体産業はなぜ凋落し、その復権には何が必要なのか。本書は、技術信仰に縛られた日本企業の実態、技術で勝ってビジネスで負けてきた歴史、数を追わないことの問題点などを明らかにし、韓国、台湾になぜ逆転を許したのかについても的確に分析。ラピダスよりもJASMが日本の転機となるかもしれないなどの大胆な考えも示す復活のための経営戦略指南書。日本の半導体産業が抱える課題を、日本企業が陥りやすい技術論ではなく、ビジネスとしての成功を目指す経営学的な見地から解き明かす。生き残るために必要な経営転換策が満載の本。

著者：長内 厚（オサナイ アツシ）　発行：日経BP 日本経済新聞出版　　縦書き・ページ数：248　ISBN：9784296118526　　　［2024年4月19日1版2刷］

☆日本の半導体企業経営に不足しているものとは？電機と半導体を熟知した経営学者が、日本の半導体産業の突破口を明示します。