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資本主義で解決する再生可能エネルギー

資本主義で解決する再生可能エネルギー


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排出ゼロをめぐるグローバル競争の現在進行形

 世界を壊すよりも救う方が安くあがる!非凡な才能とアイデア、新テクノロジーによる競争の時代が始まった。5000兆円規模のクリーンエネルギー産業の最前線。

 このまま二酸化炭素を排出し続ける経済成長を目指すよりも、資本主義のなかで、新しいテクノロジーで新しい市場を作る方がはるかに合理的だ。

 世界の平均気温が産業革命前と比べて1.5℃ではなく2℃上昇すると、世界規模で100兆ドルの経済損失が生じる。2050年に二酸化炭素排出量ゼロどころか、さらに意欲的な目標の達成が求められる。
 現代文明を支えるエネルギーシステムを再構築し、地球上の80億人を養う農業システムを再考し、人類とこの惑星の関係を作り変えるのに、残された時間は30年足らずだ。
大気中に過剰な温室効果ガスが放出される一因は野放しの資本主義なので、同じ轍を踏むわけにはいかない。だが、そのうえでゼロ・エミッション〔環境汚染物質の排出をゼロに近づけること〕を短期間に実現するには、資本主義の刷新が唯一の現実的な方法かもしれない。

著者:アクシャット・ラティ 訳者:寺西 のぶ子(テラニシ ノブコ) 発行:河出書房新社  縦書き・ページ数:288 ISBN:9784309231686   [2025年1月30日初版]

☆現在のCO²大量排出の経済成長を目指すよりも、新しいテクノロジーによる新市場を作り出していく方が、全体的な資本主義コストは安上がりであるという、ゼロ・エミッション策を提案します。