商品詳細
アートビジネスはいかに機能しているのか?業界を牛耳る100人の思惑が入り乱れるアートの現場に果敢に斬りこむノンフィクション
約7兆6200億円規模のアート業界を動かしている「100人」とは?
人気アーティストはいかに生みだされるのか?
億万長者はなぜアートに大金をつぎこむのか?
アートにどのように値段がつくのか?
リーマン・ショックもなんのその、世界最大の近・現代アートの見本市「アート・バーゼル」の売上規模は4日間で数百億円。ジェフ・クーンズの作品1点に60億円近い値がつくなど、現代アートの落札額は高値を更新しつづけている。バーゼル、ヴェネチア、NY、ロンドン、パリ、ベルリン、マイアミ、上海を総力取材!
中国とアメリカが80%近くを占める現代アートの競売市場で日本は1%未満…日本はなぜ立ち遅れたのか? 「アート界の構造」を知れば、その理由が見えてくる。
ダニエル・グラネ、カトリーヌ・ラムール 訳者:鳥取 絹子(トットリ キヌコ) 解説者:宮津 大輔(ミヤツ ダイスケ) 発行:紀伊國屋書店 縦書き・ページ数:324 ISBN:9784314011303 [2019年10月25日第4刷]
☆アート作品が通貨のように取引されている現状をルポ。もはや「お金に関係ありません」とは言えなくなってしまった、「市場」としての美術界を描きます。