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発展途上国から中所得国へ、そして高所得国に向かう中国・ASEANは果たして「中所得国の罠」に嵌ることなく発展できるだろうか。
「中所得国の罠」とは、自国経済が中所得国のレベルで停滞し、先進国(高所得国)入りがなかなかできない状況をいう。中所得国の仲間入りを果たした後の各国は、果たして先進国入りができるのか。日本・韓国の経験を踏まえて、中国・タイ・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ベトナムの課題と可能性を問う。
著者:トラン・ヴァン・トウ、苅込 俊二(カリコミ シュンジ) 発行:勁草書房 ISBN:9784326504589 [2019年7月20日第1版第1刷]
☆20世紀後半からの歴史的側面を捉えつつ、今後の中国・ASEAN各国の経済発展の可能性を探ります。