商品詳細

多岐にわたる業績の全体像を整理し、現代思想の水脈に配置。偉大な思想家の独創性に肉薄し、思想の輪郭を大きくえがく。
20世紀に屹立する偉大な思想家F・ハイエク。その思想は、経済学、政治思想、心理学など、幅広い領域に大きな影響をあたえた。本書では、縦横無尽に往還するハイエクの思考を複眼的にとらえ、「法の支配」「自生的秩序」などの概念のもとに展開したハイエク思想の全体像を提示する。ケインズ、マッハ、M・ポランニー、F・ナイト、ロールズなどと対比することで、ハイエクの独創性と先見性を浮かび上がらせ、日本では短絡的に語られることが多かったハイエクの自由主義思想を更新する画期的な入門書。ちくま新書1859
著者:太子堂 正称(タイシドウ マサノリ) 発行:筑摩書房 縦書き・ページ数:480 ISBN:9784480076892 [2025年5月10日第1刷]
☆ノーベル経済学賞受賞者にして20世紀の独創的な社会思想家でもあるF・ハイエク。その思想の全貌を解明していきます。自由主義経済とは何かを学び直したい方に。