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令和ファシズム論

令和ファシズム論


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極端へと逃走するこの国で

 令和の日本社会をおおう〈ぼんやりとした不安〉。その輪郭を描き出すべく、「ファシズム前夜」を経験した、かつての日本とドイツに光を当て、両国がファシズムに屈した背景を、財政史という観点から分析。
 そこで得た基準をもちいて、現代日本の危機的状況を浮かび上がらせていく。
 多くの人が生活不安をかかえるなか、「人気取り」の政策案が打ち出され、「極端」な議論を展開する〈小さな権威主義〉が力を得ていく──。
 居場所を追われる「自由と民主主義」をまもるための立脚点を探求し、肯定的未来への道を切りひらく渾身の書!

著者:井手 英策(イデ エイサク) 発行:筑摩書房  縦書き・ページ数:360 ISBN:9784480864864   [2025年11月10日初版第2刷]

☆極端な主張で人々を煽る身近な指導者、ぼんやりとした不安に襲われる私たち。民主主義が衰弱するなか、著者が提唱する肯定的未来への道を切りひらく「ラディカルな中庸」とは。学生、学び直したいビジネスパーソンの方に。