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ついに科学によって老化のメカニズムが解明され、人類は老いない身体を手に入れる! ハーバード大学の世界的権威が描く衝撃の未来!
本書で著者は、なぜ老化という現象が生物に備わったのかを、「老化の情報理論」で説明し、なぜ、どのようにして老化を治療すべきなのかを、最先端の科学的知見をもとに鮮やかに提示してみせる。
私たちは寿命を延ばすとともに、元気でいられる期間を長くすることもできる。老化遺伝子が存在しないように、老化は避けて通れないと定めた生物学の法則など存在しないのだ。生活習慣を変えることで長寿遺伝子を働かせたり、長寿効果をもたらす薬を摂取することで老化を遅らせ、さらには山中伸弥教授が突き止めた老化のリセット・スイッチを利用して、若返ることさえも可能となるだろう。
では、健康寿命が延びた世界を、私たちはどう生きるべきなのだろうか?著者によれば、寿命が延びても、人口は急激に増加しない。また、人口が増加しても、科学技術の発達によって、人類は地球環境を破壊せずに、さらなる発展を目指すことができるという。いつまでも若く健康で生きられれば、年齢という壁は消えてなくなる。孫の孫にも会える時代となれば、私たちは次の世代により責任を感じることになる。
変えられない未来などない。私たちは今、革命(レボリューション)の幕開けだけでなく、人類の新たな進化(エボリューション)の始まりを目撃しようとしているのだ。
著者:デビッド・A・シンクレア、マシュー・D・ラプラント 訳者:梶山 あゆみ(カジヤマ アユミ) 発行:東洋経済新報社 縦書き・ページ数:592 ISBN:9784492046746 [2021年1月26日第6刷]
☆不老不死や年齢何百歳という強者が登場するフィクションの世界が現実になりつつある?老化は病気?それとも謳歌する対象?人生100年時代をりかいしつつ、ご多忙中の貴方に。