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マクロ経済動向を読み解くことができるようになるエキサイティングな教科書。上巻(本書)は金融危機後の新しいマクロ経済モデルを丁寧に解説
IMFチーフエコノミストとして世界経済の最前線で長年闘ってきた経験が随所に活かされ、提示した理論モデルが現実の経済動向の解明や政策立案にどう活用できるか、という視点もつねに欠かさない。マクロ経済学を学ぶことがエキサイティングになるテキスト。
上巻(本書)では、金融危機の教訓をマクロ経済モデルに取り込んだ形の新しい章(第6章、第9章)や改訂した章が(第5章)が特徴的。
下巻は、期待の果たす役割や開放経済についての拡張モデルを丁寧に解説したうえで、現実の経済政策をこうした理論モデルを使って再度検討する。
著者:オリヴィエ・ブランシャール 訳者:中泉 真樹(ナカイズミ マキ)、知野 哲朗(チノ テツロウ)、中山 徳良(ナカヤマ ノリヨシ)、細谷 圭(ホソヤ ケイ)、渡辺 愼一(ワタナベ シンイチ) 発行:東洋経済新報社 横書き・ページ数:624 ISBN:9784492315286 [2020年4月16日発行]
☆上巻(本書)は、金融危機(近年ではリーマンショック)など歴史的な事例を踏まえ、専門書ながらマクロ経済学をわかりやすく解説。学生の方はもちろん、経済学を学び直したい方におすすめします。