商品詳細
「WOKE」という切り口で、企業が社会問題に取り組むことそのものが本音レベルで利益に直結する現代資本主義の構造と裏側を読み解く。
■「WOKE」とは:「WAKE=目を覚ます」という動詞から派生した言葉。公民権運動時代から使われていた言葉だが、近年は「社会正義」を実践しようとする人びとの合言葉になっている。
■「WOKE CAPITALISM」とは:企業が気候変動対策、銃規制、人種平等、LGBTQなど性的平等実現などに取り組む様子。
著者:カール・ローズ 解説者:中野 剛志(ナカノ タケシ) 訳者:庭田 よう子(ニワタ ヨウコ) 発行:東洋経済新報社 縦書き・ページ数:360 ISBN:9784492444740 [2023年7月18日第2刷]
☆SDGsや気候変動対策などリベラルなWoke Capitalismの実践で企業イメージが向上する一方、保守派の反動により減税など企業優遇の政策の恩恵を受け、延いては社会階層の分断が促進されるというオリジナルかつユニークな論考。現代資本主義と企業のあり方とは。