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世界の政治と経済が欧米からアジアへシフトしつつある大きな動きをFTのコラムニストが圧倒的な取材力で描いた力作。
鄧小平の改革開放政策からわずか40年。巨大な発展途上国だった中国は、いまや唯一の超大国アメリカに対抗しうる巨大な国となった。中国に続き、インドも強国として名乗りをあげる。世界の重心は、台頭するアジア諸国へと動くイースタニゼーションのなかにある。
西欧に都合よくつくられた世界の仕組み、組織、システムが、アジア新興国の反発によって変更を迫られている。アメリカをはじめとする先進国、とりわけ旧来秩序のなかで先進国に上り詰めた日本が、イースタニゼーションを踏まえて果たすべき役割を考えさせる力作。
著者:ギデオン・ラックマン 訳者:小坂 恵理(コサカ エリ) 発行:日本経済新聞出版社 縦書き・ページ数:340 ISBN:9784532176242 [2019年2月25日第1版第1刷]
☆西欧が中心であることを前提に形作られてきた世界秩序に軋轢が生じています。長期的な視点で、その世界的な動き”イースタニゼーション”を追います。学生・ビジネスパーソンの方に。