良き社会のための経済学

ノーベル経済学賞受賞の「知の巨人」が放つ「本当に役に立つ経済学」。マクロからミクロ、ビジネスまで現実問題に経済学が答えます！

なぜ、経済学が社会の問題を解決するのに活用できるのか、というそもそも論から、社会の制度、環境や雇用・失業、金融危機などのマクロ的な経済問題、競争政策や産業政策、イノベーション、規制など、幅広いテーマを取り上げ、一般読者向けに解説。
ティロール経済学の特色は、完全市場や完全情報などを前提とする従来の経済学とは異なり、不完全市場や経済的インセンティブだけで人は動かないなど、より現実的な前提をおいて、企業や個人、政府の行動を説明し、望ましい行動を促すための制度設計を提案する点にあります。「現実に使える経済学」「社会を良くするための経済学」です。

著者：ジャン・ティロール　訳者：村井 章子（ムライアキコ）　発行：日経BP　日本経済新聞出版本部

☆少し、分厚い本ですが、数式は一切なく、経済学を知らない人でも読みこなせます。質が高く、広く長く読まれています。学生の方はもちろん、「経済」をもっと知りたいビジネスパーソンの方におすすめします。※帯が異なる場合があります。