バブルの経済理論

利子率が成長率を下回るとき（r＜g）、バブルは必然化する。

「低金利の経済学」誕生!
世界のバブルを分析、「バブル経済」の本質を歴史と理論から解明。バブルを介して現代のマクロ経済を捉え直します。

そもそもバブルとは、なぜ発生するのか。いま日本では、バブルが発生しているのか。バブルは制御できるのか。バブル経済から脱け出し、経済成長を実現するには何が必要なのか。
バブル経済の謎を解く鍵が、利子率が成長率を下回る「低金利」の持続にあることを見いだし、マクロ経済学主流派が扱ってこなかった「低金利の経済学」をもとに、バブル経済の普遍的な性質を解き明かしていきます。
さらに、20年にも及ぶゼロ金利時代の金融政策、財政政策を、バブル理論を通じて検証。果たして、長期停滞の本質とは？

著者：櫻川 昌哉（サクラガワ マサヤ）　発行：日経BP　日本経済新聞出版本部

☆私たちは次なるバブルとどう向き合えばよいのでしょうか？この本でじっくりと思考整理できます。