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理論偏重から実証分析重視へと変貌を遂げた経済学。その変貌の経緯と、理論と実証の狭間で苦闘してきた経済学者たちの足跡を追う。
目次
序 章 データの波にのまれる経済学界
第1章 ノーベル経済学賞と計量経済学、つかず離れずの歴史
第2章 主役に躍り出た実証分析
第3章 因果推論の死角
第4章 RCTは「黄金律」なのか
第5章 EBPMの可能性と限界
第6章 消えゆくユートピア
著者:前田 裕之(マエダ ヒロユキ) 発行:日本評論社 縦書き・ページ数:352 ISBN:9784535540385 [2023年6月30日第1版第1刷]
☆実証研究を軸とした経済学(史)の概説本。経済学理論については同著者による「経済学の壁」(発行:白水社)があります。