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歴史をひもとくと、古代の日本社会は多様な思想や価値観に満ちていた。
しかし、いつからか「日本は集団主義的で同調圧力が強い」と評されるようになった。
いったい、なぜ? ターニング・ポイントは?
我々の「日本人意識」は、どのように形成されてきたのか?
そもそも、我々はいつから日本人なのか?
本書では、古代から現代までの「日本人のものの考え方」のルーツを探る。
その過程で、時代ごとに影響を与えた思想を「マトリックス」で図解・整理。
日本思想史を俯瞰する「見取り図」を通じて、その構造と大きな流れを読み解いていく。
著者:茂木 誠(モギ マコト) 発行:PHP研究所 縦書き・ページ数:472 ISBN:9784569855295 [2024年2月12日第1版第4刷]
☆著者はYouTubeで14万人のファンがいる駿台予備校のカリスマ世界史講師。世界史の視点から、日本人の思考様式・行動原理・アイデンティティーを解説。日本人の「行き先」を知りたい方に。