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中世は「暗黒の」千年紀、文化と文明が壊滅的に失われた停滞期だったのか？
中世ヨーロッパは古代ローマとイタリア・ルネサンスに挟まれた暗黒時代だった？狡猾なカトリック教会の言いなりで、迷信を好んで科学を拒み、野蛮で不潔だった？それとも、騎士が華麗に戦い、魔法と妖精が出てくるおとぎの世界？本書は中世ヨーロッパに関する11のフィクションをとりあげ、私たちの中世観がどのように作られてきたのか、実際どうだったのかを、豊富な一次史料とともに提示する。
著者：ウィンストン・ブラック 監訳者：大貫 俊夫（オオヌキ トシオ） 訳者：内川 勇太（ウチカワ ユウタ）、成川 岳大（ナリカワ タカヒロ）、仲田 公輔（ナカダ コウスケ）、梶原 洋一（カジワラ ヨウイチ）、白川 太郎（シラカワ タロウ）、三浦 麻美（ミウラ アサミ）、前田 星（マエダ ホシ）、加賀 沙亜羅（カガ サアラ） 発行：平凡社 ISBN：9784582447132 ［2021年8月3日初版第3刷］
☆ご自身の中世ヨーロッパ歴史認識を検証してみたいとお考えの貴方に。