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GROWTH――「脱」でも「親」でもない新成長論

GROWTH――「脱」でも「親」でもない新成長論


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「経済成長の追求は、人類にとって新しく、不可思議で、しかも危険な活動だ。…成長のジレンマを何とかしなければならない、という認識自体は高まっているが、そのための具体案として現在最も影響力をもっているアイディア二つが、あまりにも当を得ていない。…
 そのうち一つは、ビジネスライクな提案で、GDPという尺度をうまく修正すればジレンマを解消できるとしている。だが、これは僕たちが直面している試練の性質を理解していない。…

 もう一つは、よりラディカルな提案で、経済成長を一時停止する、あるいは意図的に後退させることによってジレンマを解消できるとしているが、ジレンマの片方=その代償だけにフォーカスし、成長の約束を軽視している。…
 本書では別の対策を示した。この別案は、経済成長の要因に関する人類のささやかな理解、つまり経済成長のプロセスは、新しいアイディアの発見と、アイディアという特異な資産を経済的に使うことによって、促進される、という理解に根差している」(おわりに)

未来を根っこから考える中庸の道。

著者:ダニエル・サスキンド 訳者:上原 裕美子(ウエハラ ユミコ) 発行:みすず書房  縦書き・ページ数:408 ISBN:9784622098010   [2025年8月18日第1刷]

☆人々が現実の経済社会で、経済成長による繁栄とその代償というジレンマにどのように対処すべきかを指南。キーワードはアイディア。 バラク・オバマが選んだ2024年の必読書。