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コロナ禍を機に急激なインフレが世界を襲った。第一の原因は、先進各国の大規模な財政政策だ。第二の原因は、インフレを一時的と誤認し、サプライチェーンの寸断など供給ショックに怯えた中央銀行が利上げに出遅れたことだ。今や米国の高金利が誘発する超円安は、供給能力の低くなった日本のインフレを助長し、同時に財政インフレリスクも忍び寄る。局面打開に何が必要か。著名エコノミストが理論・歴史・政治・国際的視点から金融経済の行方を読み解く得心の一書!
著者:河野 龍太郎(コウノ リュウタロウ) 発行:慶應義塾大学出版会 縦書き・ページ数:336 ISBN:9784766429343 [2024年6月5日初版第2刷]
☆世界的なインフレが、デフレ脱却をめざす日本にどのような影響を及ぼしているのか。歴史的な背景を踏まえ、トップエコノミストがわかりやすく解説します。ビジネスパーソンの方に。