マルクスの思想と理論

　資本主義の限界とありうべき社会のかたちを提示した偉大なる思想家が生まれてから二〇〇年――。貧困と格差はより深刻化し、人間も自然も荒廃しつづけているいま、マルクスの深いヒューマニズムに依拠した言葉はわたしたちに何を語りかけるのか。閉塞した時代を打破する巨人の思想を、第一人者が透徹したまなざしで読み解く。

著者：伊藤 誠（イトウ マコト）　発行：青土社　縦書き・ページ数：240　ISBN：9784791772476　　　［2020年1月30日第1刷］

☆没後140年近くになるマルクスですが、多くの識者はその思想と理論の現代的再考に対するモチベーションを維持しているようです。マルクス理論再考の入門書。