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明治維新の立役者、大久保利通――。
彼は倒幕を成し遂げ、新政府の中心人物として日本を近代国家へと導いた改革者です。
しかしその一方で、「冷酷な独裁者」「融通の利かない権力者」といったイメージがつきまとい、西郷隆盛のように人々から慕われる存在とはなりませんでした。
本書は、そんな大久保像を一変させます。
部下の意見に耳を傾け、礼節を重んじ、筋を通す――威厳ある風貌とは裏腹に、人間味にあふれた大久保の素顔を丁寧に描きます。内政では着実な改革を推し進め、外交では理不尽な要求に屈せず、対話を重ねて日本の立場を守った現実主義者。その姿は、混迷する現代社会に必要な「人情と理性を兼ね備えたリーダー像」を私たちに示してくれます。
著者:真山 知幸(マヤマ トモユキ) 発行:草思社 縦書き・ページ数:336 ISBN:9784794228062 [2025年10月16日第1刷]
☆東洋経済オンラインの人気連載を書籍化。扇動的な政治家や経営者が闊歩する混迷の現代にも通ずるリアリスト大久保利通が担った「行動と対話」のリーダーとは。
