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著者は昭和34年に日本経済新聞社に入社、長年営業畑を歩いた。
その間、300年の歴史がある薬売りの街、富山勤務を経験する。その時、老舗の経営の素晴らしさを肌で感じ、興味を持つようになったと言う。
昭和54年に独立し、79歳になる今日まで、いかに生きるべきかをテーマに講演を続けてきたが、その間、自らの生き方の規範になっていたのが、老舗の在り方だった。
本書ではなぜ日本には老舗が多いのか、その歴史的背景や老舗の経営哲学、家訓などが幅広い知識で綴られているが、単なる老舗の解説本ではない。
「独立時に、また仕事を展開していく過程で、老舗の歴史・家訓から学んだことを綴り、時折私の体験や意見を織り込みながら、老舗を説明しています」
と語るとおり、 老舗のノウハウを自らの人生にも生かすことにより、日々をどう生きるか、本書にはそのヒントに満ちている。
著者:田中 真澄(タナカ マスミ) 発行:致知出版社 縦書き・248ページ ISBN:9784800910677 [2015年2月20日第1刷]
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