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「パナマ文書」が世界にセンセーショナルに突き付けた租税国家の抜け穴。国家の枠を超える多国籍企業と税の実態を問う。
IT化によって多国籍企業の経済活動は見えにくくなり、タックス・ヘイヴンによる世界の税収ロスはOECDの試算で2400億ドルを突破した。税逃れに国家はどう対抗するのか。GAFAに代表される多国籍企業への課税実態に迫ることで、新たな国際租税制度の可能性を論じる。
著者:中村 雅秀(ナカムラ マサヒデ) 発行:京都大学学術出版会 横書き・ページ数:338 ISBN:9784814003020 [2021年2月5日初版第一刷]
☆それは節税?脱税?一国の枠組みでは対応できない時代。租税制度国家の危機を国際企業と税の観点から分析した研究書です。