商品詳細
無印良品、パルコ、ロフト、ファミリーマート、西友、西武百貨店すべての原点がここに。
堤清二という男が一代でつくり上げた「セゾングループ」。
小売業にとどまらず、クレジットカードや生命保険、損害保険などの金融業、ホテルやレジャー、食品メーカーまで、多様な事業を展開してきた。
一時はグループ約200社、売上高4兆円以上のコングロマリットを形成したセゾングループ。
2000年代、セゾングループは解体された。だが、それぞれの企業を見れば、堤が育てたセゾングループの価値がより鮮明に分かる。
現代の消費市場をリードするのは、米アマゾン・ドット・コムに代表されるIT企業だ。インターネット通販やスマートフォンが爆発的に普及したことで、消費スタイルも根底から変わりつつある。ものを所有しないシェア消費や個人間売買など、新たな流れが広がっている。
大きな変化が起こっているのは確かだが、人々の生活意識や買い物のスタイルがこれからどう変わっていくのかについては、企業も消費者も視界が晴れない。
そんな中で、堤とセゾングループがかつて持っていた特有のエネルギーを検証することは、未来の消費の行方を知る大きなヒントとなるはずだ。
著者:鈴木 哲也(スズキ テツヤ) 発行:日経BP 縦書き・ページ数:312 ISBN:9784822256050 [2018年9月25日第1版第1刷]
☆ビジネス・イノベーターであり、知の巨人とも称された堤清二氏。同氏とセゾングループのかつての哲学を掘り起こし、分析します。